そうだ、大阪万博行こう
あんまり関心がなかったのと、開幕したばかりの頃のメディアが取り上げているマイナスイメージもあり、特段行くつもりはなかったのですが、ちょっとパビリオン調べてたら興味ありそうなものが見つかったのと、行きたい旅行先を探していた頃だったので期間限定の世界レベルの展示会に行くのってあまりないから行ってみようと思って行ってきました。
事前予約が取れない・・・
大阪万博に行こうと決めたのが、来場予定日から1週間を切ったころ。今思えばこの決断が遅すぎたのかなって思ってます。今はスマートフォン時代なので、パビリオンの事前予約がほぼ必須なのです。中には予約なしで入れるパビリオンもありますが、結構並びます。
予約は次の期間で取得することが可能です。
- 来場日の3ヶ月前から2ヶ月前の前日まで
- 来場日の1ヶ月前から8日前まで
- 来場日の3日前から前日の午前9時まで
- 来場日当日、入場10分後から随時(ただし制限あり・最後に記載してます)
行こうと決めたのが7日前を切っていたので、すでに上から2つの予約方法は不可だったのです。なので、3日前の予約にかけることにしました。
ちなみに、行きたいと思っていたパビリオンは石黒 浩氏の「いのちの未来」です。アンドロイドとか好きなのでせっかくなら観てみようと。他にも興味のあるものは数館ありました(ほぼほぼ企業パビリオン)。
3日前の0:00から抽選可能ということだったので、パソコン前に待機しておりました。たまたまログイン方法だけ確認しておこうと思って予約時間の30分前くらい(23:30くらい)にアクセスしたのですが、なんとアクセス集中していて順番に入れる方式になっておりました。待ち時間おおよそ1時間。アクセスできたとしても0:30なので、30分経過していることになります。ただ、その時は万博だしそんなにすぐに埋まるものではないだろうと思ってました。
アクセス可能になったときには、すでにほぼ全てのパビリオンの予約受付が終了してました。
いやー、予想外だったね・・・。衝動的に行こうと思った人は、3日前の予約とかになる人も多いと思うので、早い時間からスタンバイしておくことをお勧めします。
予約ゼロの状態で万博は楽しめるのか
ということで、予約が全く取れていない状況で楽しめたのかというところですが、結論から言うと「楽しめました!」そして「当日予約で取れました」というところになります。時間順に追ってみましょう。
11:00 万博会場到着

2泊3日の大阪旅行の計画を立て、中日に万博へ行く予定を立てました。なので、1日万博会場にいることができます。そのため、入場時間は遅めの11:00で指定。そうなんです、入場時間についてもあらかじめ指定となってます。
7月の上旬だったので、それなりに気温も高かったです。どうやら混んでいなかった日だそうで、比較的スムーズに入れた日だったそう。それでも30分くらいは入場にかかりましたので、暑さ対策はお忘れなく!!
11:30 ウロウロしつつ、当日抽選を狙う
いろいろ話題の大屋根リングを通りつつ、まずはいろんな建物外観を見つつ、大屋根リングで座りながらひたすら「いのちの未来」の当日抽選をスマホで狙い続けます。変わった建物好きなので結構建物の外観を見るだけでも楽しめます。
そして、大屋根リング、いろいろ言われてますが結構重要な役割果たしてるかも。日陰が少ないので大屋根リングに辿り着ければとりあえず影だし、椅子も設置されているので休憩ポイントになります。また、「大屋根」「リング」というだけあり、万博の会場のほぼどこからでも辿り着けるのでなかなか優れた導線になってるなと感じました。

13:00 あきらめてお昼
どうやら、当日予約が解放される時間というのがパビリオンごとに設定されているらしく(詳しくはググってみてね)、その時間を狙ったりしてみるけどなかなか取れない。たまーに、他のパビリオンが空いたりするけど結構すぐに埋まってしまう。スマホの電池も無くなってきたし、なんかこんな楽しみ方は違うなと思ったので、とりあえず腹を満たしにフラフラしつつ、レストランを探しました。
「醗酵食堂 HASSHOKU」というところに入り、「冷製パスタ 合鴨スモークの塩糀レモン」をいただきました。お値段はそれなりにしますが、おいしかった!!もちもちの麺で爽やかなお味でした。暑いときにピッタリ。お勧めです。

13:24 突然予約が取れる
気持ち切り替えて予約いらないパビリオンを観てみようと思いつつ、お目当てじゃないパビリオンでも行ってみたら楽しいかもだし・・・と思ってたらなんと、「いのちの未来」取れました!どなたかがネットで「予約エラー」になってもあきらめずに押し続けると取れるよというのは本当だった。これを読んでいる人も予約エラーになったとしてもあきらめず再トライしてみてください。それで取れる可能性あるから!

13:40 パビリオンに移動
当日予約は空いた一番近い時間枠が確保されるので、結構直近の時間になります。今回13:24に予約が取れ、14:00からの回です。万博会場は広く、移動だけでも結構かかるので早めに移動しておくことをお勧め。そんなときに役に立ったのが「EXPO2025 Personal Agent」というアプリでした。AIとか言ってるから「うーん?」と思うかもですが、ルート案内が役に立ちました。まだGoogleマップとかも対応微妙な可能性があるので、このアプリを使ってパビリオンに早めに到着。
到着したら、すでに入場も始まっていたのでワクワクしながら順番を待ちます。

14:00 「いのちの未来」パビリオン体験
順番が来て、いよいよ入場です。最新のアンドロイドが何体もおり、ワクワクする展示でした。ストーリー仕立てになっており、なかなか考えさせられるようなストーリーかつ感動もので、(ただの鼻炎かもですが)鼻をすすっている方もいるようでした。ぜひこれは体験してほしい!
このエントリ自体がむちゃくちゃ長くなっているので、パビリオンの感想なんかは別エントリで書こうかな。(ほとんど動画で撮ったのでブログに掲載できる写真がなかった・・・)


15:00 適当にパビリオン巡り
おおよそ60分ほど「いのちの未来」を体験した後、気分晴れやかに他のパビリオンも回ってみます。そんな中、「未来の都市」というパビリオンの当日予約も取れたので、そちらにも向かってみました。いろいろな企業が最新の展示をしている感じで、展覧会みたいな感じはこちらのパビリオンの方が強かったです。






これわかってくれる人がどれくらいいるかなんですが、国名がパビリオンにはでっかくカタカナで書いてあるのですが、これ既視感があるなと思ったらPIXAR映画を日本語吹き替えで見たときに映像も日本語に置き換えられるのですが、そのときに使われているフォントが微妙なのですがその感覚を思い出しましたw(わかる人だけわかってほしい)
17:00 帰路へ
夜までいるつもりでしたが、なかなか歩くので疲労も溜まってきており、17:00ごろに帰ることにしました。暑い中で並ぶのも微妙だったし。

総評と注意点
想像していたより楽しかった!そして回りきれないので、また行ってもいいなーと普通に思いました。少しでも気になっているのであれば、もう二度と同じ万博は開かれないので行っておくべき。そして行くのであれば、回りたいパビリオンは手間でも考えておくこと。そして、できる限り事前予約の機会を増やす(=前から予約しておく)のが良いかな。
当日予約でもなんとかなるし、実際なったけど行きたいパビリオンがたくさんあるとかいう方は当日だといろいろ制限もあるので、事前が断然お勧めです。当日の予約の制限は下記の通り。
- 入場から10分経過しないと予約ができない
- 1度に予約できるのは1件まで、かつ、次の予約は予約中のパビリオンを体験してから
2つ目の制限が結構デカくて、例えば11:00時点で17:00の枠を取ってしまうと、その日はその17:00の予約を体験した後じゃないと予約ができないのです。
ここ、なんとかならなかったのかなーとは思いますね。かなり行動に制限が出てしまう。とはいえ、予約せずに入れるところもちょいちょいあるのでそういうところを探しておくというのも大事かもしれません。パビリオン体験中もスマホばかり触って、次の予約をとっている人もいたりしてなんか展示を体験することよりも予約しなきゃというのが先行しちゃっているのはどうもね・・・。
最後に気になるところを書いてしまいましたが、行ったらそれなりに楽しめると思います。期間限定ですし、気になる方はまずはご自身の興味のあるパビリオンがないか探してみてはいかがでしょうか。